働く女子へ。「早く結婚したーい。」と騒ぐ前に考えて欲しい産休・育休のコト。
最近身の回りで「早く結婚したーい♡」
と騒ぐ女子が増えてきました。
「結婚」とか「出産」って文字を見る機会が増えた気がしますね。
結婚したら幸せになれるって誰が決めたの?
一度立ち止まって、産休・育休について考えて欲しいなって思うんです。
産休・育休制度が充実してます!ってウリ文句は本当なの?
復職してからも子供が大きくなるまでは、時短勤務等を利用する必要が出てきます。
男は褒められるけど、女は当たり前。
「今日は娘を保育園に預けてから出社するので遅刻します。スミマセン。」
男性がこんなことを言うと、「イクメンだ!素敵〜。」ってちやほやされます。
女性が同様のことを言っても、「素敵なママ〜!」とは言ってもらえないのに。
これって、なんかおかしくないですか?
この間はこんな雑談を耳にしました。
「最近、友だちの会社で、男性も育休を取れるようになったんだよね〜。育休って形で一定期間仕事を休ませると、それがちょうど良いリフレッシュになって、復職後のパフォーマンスが上がるらしいよ。羨ましいな。」
いやいや、ちょっと待て。って思いました。
「仕事を休む?」「リフレッシュになる?」
育児なめてんのか。って思いました。全国のママに失礼すぎます。
(実際わたしも育児の苦労は全然分かっていないです。スミマセン。)
出産から1ヶ月。あー早く会社に戻りたい。
ここまでさんざん不満を並べてきましたが、
わたしは別に会社や世の男性たちだけが悪いとは思っていません。
無事に子どもが生まれて1ヶ月。
生まれたばかりの赤ちゃんとの2ショット写真をSNSにアップしながら、
コメント欄で「早く仕事したい。戻りたい。」って書いている人がいました。
それが彼女のリアルな気持ちなのかもしれないけれど、
生まれたばかりの子どもを抱きかかえながら考えることではないと思うんです。
なんだか、その子どもが可哀想に思えてしまったんですよね。
気持ちが家庭より仕事に向いているのならば、
彼女はまだ子どもをつくるべきではなかったはずです。
「まだまだ仕事を頑張りたいけど、子どもできちゃったから産むかー。」
これは産休・育休制度を整えてくれている会社に対しても、
彼女が休む分をフォローしてくれる職場の方々にも失礼です。
日本企業の産休・育休制度はまだまだ十分ではないと思うし、
世間の出産・子育てに対する考え方にも課題を感じるけれど、
周りの協力あってのことだから、じっくり慎重に考えるべき問題です。